これからの「地域共生社会」を考えていく上では欠かせない課題、どうしたら良いでしょうか?
8050問題について
このトークの説明
これからの「地域共生社会」を考えていく上では欠かせない課題、どうしたら良いでしょうか?
「老夫婦二人暮らしとの事前情報であったが、訪問してみたら子も同居していた。子は無職で、何十年も外出していないらしい」 「2階に子が住んでいるらしいが、サービス開始以来数年間、一度も姿を見たことがない、電話にも出ない」 といった話はデイサービスでもしばしばあり、 8050が身近な出来事であると感じています。 デイサービスとして、直接子の支援を行うことは難しいでしょう。 ですが、子も含めたクライエント集団としてその家庭、その家族の課題を知り、 解決に向けた適切なサービスや社会資源に 結び付けるための情報提供を行うことはできるのかな、 と思います。
これからの「地域共生社会」を築いていく上では外せない課題かと思います。いかに地域で専門職で関わっていくことが大切と思っています。そのためにも高齢だけではなく、様々な機関も関わっていかなければならないと信じています。縦割りではなく、横の連携が必要ですよね。町田市ファイト!!
現在の利用者様の家庭で起こっていることでもありますが、子育て世代の母として最近の子供達の基本的な生活力の低下や、成功体験を重ねると言う言葉のもとで、周りが先回りして失敗させないようにする最近の教育スタイル、そしてこの数年での急速なオンライン化の進行に伴う対人スキルの低下は我が子ながら心配になるレベルです。 さらに、SNSを見れば「嫌なことなんてしなくて良い。好きな事だけして生きていけ」やら「SNSマーケティングで1日10分で月収○○◯円!」など無責任なことを言っているのにバズっているインフルエンサー達が溢れています。 そんな世界を生きている子供達世代には、いわゆる小1の壁、小4の壁に続いて1番大きな社会人の壁が立ち塞がっているのではと感じていて、それを乗り換えられず支援が必要となる対象がどんどん増えていくのではと心配になります。 今、その人をどうするかと言う出口戦略だけでなく、どう入り口を小さくしていくかの支援も長期的には必要になるのではないでしょうか。